新転位21「シャケと軍手」
中野光座。
閉館したピンク映画館を使っての公演。
辿りつけなさそうだと思ったら案の定迷いました。
向かいの郵便局の人に聞いたのに誰も知らない(爆)
崩れかけた外装、落ちかけのシャンデリア、トイレは閉鎖されかけ。空調なんてありません。
いいねー。←?
秋田連続児童殺人事件に取材したドキュメンタリータッチの芝居。
秋田で起こった事件なので全員秋田弁です。
内容が内容なので、客層の年齢は上めを想像して行ったのだけど
意外と若い人が多かった。
重くて暗くてやるせなくて・・・・面白かった。
無論、腹を抱えて笑うとかそういう「面白さ」ではないけど、
ズシリとしたものをしっかり受け止めました。
OPがエンケンの「宇宙防衛軍」。(S氏が選んだに違いない)
ただでさえクセになる曲なのに、劇場で大音量で聞いちゃったもんで
ここ数日ずっと頭の中をエンドレスリピートです。誰か止めて。
http://jp.youtube.com/watch?v=HHCug-V-C04
まずは
生で飴屋さんの芝居見たどーーー!
ってこれでもかとばかりに自慢したい。
(だって10年に一回くらいしか役者やってくれないんだもんっ)
この人も聞くたびに声音が違う。
今回は落語家さんみたいな声、もしくは半海一晃っぽい声に聞こえた(でも地声じゃないと思う)
中心となるキーパーソンはHSことスズカ役の石川真希さんだ。
こんなこと言っていいのか分からないが、似てた。
何だか芝居をしているという感じがせず、ハタケヤマスズカに会っているような気がした。
リアルに、スズカが、そこに、いた。
抑制のきいた低い声が恐ろしくも悲しい。
そして、佐野史郎さん。
子どものころから好きな俳優さんなので、感動もひとしおです。
世間では変態奇天烈演技で有名(たぶん)ですが
そうじゃない役もとてもいいのだよー!
ずっとあなたが好きだった(と聞いてクスッと笑う人はアレを知ってますね)
もともと光座は映画館なので、役者用の移動通路なんてあるわけもなく。
後の出入り口からみんな入って出て行く。
私は最後方の補助席だったんですが
佐野さんが私の横でじっと待機してらして
その横顔のかっこよさに動揺。
その時、舞台の上にはスズカ(マキさん)が立っていて
それを見ながら佐野さんは出番を待っていたのだけど
その目が、
7割は冷静に相手の演技を見つめる厳しい俳優の目で
残りの3割が奥さんを見守る優しい夫の目だった。
かっこよすぎ。
http://www.kisseido.co.jp/zakki/zakki0811.html
いつも見ている「橘井堂」(佐野氏のHP。センスいい。メチャ面白い。)の日記を拝見したところ、
同日にあがた森魚さんがいらしていたようです。
そうそう、私も、「この3人(+ジッカンジさん)が顔を揃えるなら観なきゃ」と思ったのだ。
久作さんはこの芝居観に行かないのかな・・・
ドラマの撮影中だから忙しいだろうから、どーだろな・・・
いい芝居なので観てくれたらうれしいな・・・。
とおせっかいなことを思っていたら
楽日に駆け付けたようです。
さすがQちゃん。
打ち上げの席ではサノ・マキ・アメ・キューの
奇跡の4ショットになっていたのですね。
混ざりてぇ(笑)
聞きたい話が山ほどある。←質問魔
あとはコクーンで蛙合戦中の六平さんを連れてくれば完璧。
「シャケと軍手」、内容も社会派で面白くて・・って、役者の話だけで紙幅が尽きてしまったい。
たくさん書くことがあるというのはいい芝居だった証拠。
メモ
・太宰治「魚服記」
・ブナ林が泣いてる
・東北作家は早死に
・お母さん自己破産してるからだよ
・均一化と突出化
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