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2008年11月

2008年11月30日 (日)

新転位21「シャケと軍手」

中野光座。

閉館したピンク映画館を使っての公演。

辿りつけなさそうだと思ったら案の定迷いました。

向かいの郵便局の人に聞いたのに誰も知らない(爆)

崩れかけた外装、落ちかけのシャンデリア、トイレは閉鎖されかけ。空調なんてありません。

いいねー。←?

秋田連続児童殺人事件に取材したドキュメンタリータッチの芝居。

秋田で起こった事件なので全員秋田弁です。

内容が内容なので、客層の年齢は上めを想像して行ったのだけど

意外と若い人が多かった。

重くて暗くてやるせなくて・・・・面白かった。

無論、腹を抱えて笑うとかそういう「面白さ」ではないけど、

ズシリとしたものをしっかり受け止めました。

OPがエンケンの「宇宙防衛軍」。(S氏が選んだに違いない)

ただでさえクセになる曲なのに、劇場で大音量で聞いちゃったもんで

ここ数日ずっと頭の中をエンドレスリピートです。誰か止めて。

http://jp.youtube.com/watch?v=HHCug-V-C04

まずは

生で飴屋さんの芝居見たどーーー!

ってこれでもかとばかりに自慢したい。

(だって10年に一回くらいしか役者やってくれないんだもんっ)

この人も聞くたびに声音が違う。

今回は落語家さんみたいな声、もしくは半海一晃っぽい声に聞こえた(でも地声じゃないと思う)

中心となるキーパーソンはHSことスズカ役の石川真希さんだ。

こんなこと言っていいのか分からないが、似てた。

何だか芝居をしているという感じがせず、ハタケヤマスズカに会っているような気がした。

リアルに、スズカが、そこに、いた。

抑制のきいた低い声が恐ろしくも悲しい。

そして、佐野史郎さん。

子どものころから好きな俳優さんなので、感動もひとしおです。

世間では変態奇天烈演技で有名(たぶん)ですが

そうじゃない役もとてもいいのだよー!

ずっとあなたが好きだった(と聞いてクスッと笑う人はアレを知ってますね)

もともと光座は映画館なので、役者用の移動通路なんてあるわけもなく。

後の出入り口からみんな入って出て行く。

私は最後方の補助席だったんですが

佐野さんが私の横でじっと待機してらして

その横顔のかっこよさに動揺。

その時、舞台の上にはスズカ(マキさん)が立っていて

それを見ながら佐野さんは出番を待っていたのだけど

その目が、

7割は冷静に相手の演技を見つめる厳しい俳優の目で

残りの3割が奥さんを見守る優しい夫の目だった。

かっこよすぎ。

http://www.kisseido.co.jp/zakki/zakki0811.html

いつも見ている「橘井堂」(佐野氏のHP。センスいい。メチャ面白い。)の日記を拝見したところ、

同日にあがた森魚さんがいらしていたようです。

そうそう、私も、「この3人(+ジッカンジさん)が顔を揃えるなら観なきゃ」と思ったのだ。

久作さんはこの芝居観に行かないのかな・・・

ドラマの撮影中だから忙しいだろうから、どーだろな・・・

いい芝居なので観てくれたらうれしいな・・・。

とおせっかいなことを思っていたら

楽日に駆け付けたようです。

http://9saku.blog102.fc2.com/

さすがQちゃん。

打ち上げの席ではサノ・マキ・アメ・キューの

奇跡の4ショットになっていたのですね。

混ざりてぇ(笑)

聞きたい話が山ほどある。←質問魔

あとはコクーンで蛙合戦中の六平さんを連れてくれば完璧。

「シャケと軍手」、内容も社会派で面白くて・・って、役者の話だけで紙幅が尽きてしまったい。

たくさん書くことがあるというのはいい芝居だった証拠。

メモ

・太宰治「魚服記」

・ブナ林が泣いてる

・東北作家は早死に

・お母さん自己破産してるからだよ

・均一化と突出化

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2008年11月29日 (土)

ロボット演劇

以前、石黒教授と平田オリザさんと飴屋さんの対談に触発されて

ヒトとロボットの違いについて「芝居」という観点から考えてみたことがある。

どうやら石黒先生とオリザさんは本気だったようです。

「世界初のロボット演劇にチャレンジ」

http://sankei.jp.msn.com/life/trend/080705/trd0807052118022-n1.htm

対談は確かこんな感じの話だった。

・人間に似せてどんどん精密にロボットを作っていくと「不気味の谷」に落ちる

・台詞を絶対トチらず体調も壊さず常に必ず同じクオリティで舞台に立てるロボットを前にした時、生身の役者のアイデンティティはどうなるのか

・人間の仕組みそのものはとても簡単

(だいたいそんな難しい仕組みだったらとっくに滅亡してる)

でも、どうやっても、人間自体を人工物で再現することは出来ないのだ。

「歩く」という、たったそれだけの人間の動きをロボットにさせるにも、

膨大なプログラミングが必要だという。

そういう人間の複雑さ、不思議さを解明したいのだ。

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2008年11月25日 (火)

プレイボーイ

雑誌が増えすぎたな、とは思う。

情報の洪水化・細分化が進んだからだ。

今の激烈な雑誌市場の競争で生き残ることは容易ではない。

8年前に遡るが、

「太陽」が廃刊になった時、ずいぶんとヘコんだ。

http://www.worksonpaper.jp/publications/magazine/taiyo/1960s.html

とにかく、写真が美しい本だった。

壁に飾っておきたいページがいくつもあった。

今でも古本屋でバックナンバーを見つけると、つい買ってしまう。

で、ついこのあいだだ。

私の好きな雑誌がまたひとつ消えた。

あなたも絶対に知っている雑誌だ。

PLAYBOY

そうか・・・PLAYBOYまでもがなくなってしまう時代に来たのか。

女性の私がこんなことを言っても「何言ってやんでぇ」と思われるかもしれないが

PLAYBOYはいいエロ雑誌だった。

ひたすらヌード、ってわけでもなく。

でもエッチなのは絶対に盛り込んであって。

サブカル交え、たまに真面目な話もしつつ。でも軽薄に。

ある時代にはひとつの潮流を築き上げた、力のあった雑誌だった。

あのウサギのマークがもう見れないのかと思うと・・。

http://m-playboy.shueisha.co.jp/home.html

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2008年11月 4日 (火)

「シンデレラストーリー」

この一言に尽きます。

池田成志&橋本さとし

の独壇場。

主役のシンデレラ(大塚ちひろちゃん)&王子(井上芳雄くん)より強烈なんすけど・・・。

てかそれしか覚えてないんすけど・・・。

もうベラドンナストーリーでいい。

ナル氏さんがすごくしっかり芝居をしている。

意地悪な継母・ベラドンナ(成志)と宮廷大臣・ピエール(さとし)。

一応女性役なので、カーテンコールの時に

ベラドンナはピエールにエスコートされながら出てくるのですが

ベラドンナは強そう。

で、ピエールがへなちょこっぽくて・・・(笑)

芝居の中で、ピエールがベラドンナに飛び蹴りをくらわせるシーンでも

ベラドンナに蹴りを入れて、着地に失敗して自分が痛がってるピエール。

ピエールとベラドンナくっつけばいいのに。

お似合い。

意地悪だけどたくましい母親像が素敵で

気がついたら「ベラ様」と呼んでいました。

でもなぜにこのタイミングでなぜにシンデレラなのか。

劇団以外での鴻上さんの活動は自分にはよく分かりません。

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2008年11月 3日 (月)

「マシーン日記」

舞台のほうじゃなくて、

舞台をテレビ版キャストで作りなおしたのを先に見たのよ。

「演技者」でね。

http://www.fujitv.co.jp/b_hp/engimono/

これで塚本晋也怖いって思ったもん。

そして松田美由紀も怖いなと。

みんなイッちゃってて、テレビではなかなか見られない演技が堪能できます。

面白いってことですよ。

この番組の作品はすべて主演がジャニーズになってるんだけど、

サダヲちゃんのやった役を森田剛くんってのは正解だったと思う。

だってほら、剛くんって、悪そうじゃないですか(笑)

ジャニーズには珍しく。

剛くん好きということはないんだけど

この役の剛くんはかなり良かったです。

ほかに悪いのが似合うジャニーズと言えば田中聖とか?

(事務所的にNGなんだろうけど極妻とか任侠モノに出てほしい)

演技者のマシーン日記は

OPクレジットが超かっこよかった。

電光掲示板にキャストを流して

レディオヘッドの「there there」のイントロが延々かかる。

http://jp.youtube.com/watch?v=h_eBqlFpnNY

不気味でねー。いいね。(いいの?)

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