演技でいいから友達でいて
東京の人って総じてアッサリしてますよね。
「東京の人間は冷たい」と思わないと言えば嘘になる。
冷徹ってことはないけど、「あらっ?」と肩すかしをくらうことがちょいちょいある。
田舎にいたころは「冷たい」だの「冷血人間」だのとしばしばお叱りを受けたのに
東京に来てみると自分よりクールな人間がごろごろしてて、
あれだけ叱られたのはいったい何だったんだ的な。
自分も感情を表に出すのは得意ではないけれど、
あまりに自分を鎧で固めて武装している人を見ると、中身は素敵なのに、その冷たい鉄仮面で損をしているように思えてならない。
なかなか人に心の内を見せないと、弱味を握られることがないから安全ではある。
でも、「いつまでたっても私に心を開いてくれないのなら、じゃあもういいよ」と大切な人が離れていってしまう時もある。
「待って、そうじゃない、私の本当の気持ちは、あなたがとても好きなんだ・・・・」
と慌てて仮面をはずした時にはもう、相手はこちらに背を向けて向こうに歩きだしていて、こっちを見てもくれない。
・・・こういうこと書くのは、私自身もこういう失敗をしたことがあるから。
結局、私たちは何者でもないし、できないことなんか山ほどある。
だからもっとね、人を素直に誉めたり、もっと人のことを大事にするってことが、大事なんだよ。
きっと。
「演技でいいから友達でいて――」
クールな東京人に出会うと心の中でそう呟きます。
で、大阪に行くと、真逆のおせっかいおばちゃんパワーに圧倒されてたじたじ(笑)
今度は「頼むからほっといてくれ」となるのです。
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